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予防歯科 ORTHOSONTICS

年齢・歯の状態に関わらず、
すべての方に意味があるのが予防歯科です。

ほうなん歯科では、ご家族全員が健康な自分の歯を一生使い続けることができるよう、予防歯科を通じてサポートさせていただきたいと望んでおります。

予防歯科はなぜ必要なの?

お口の異常は、全身疾患につながっていることが多いです。
口はすべての臓器の入口であり、真っ先に老朽化してくる器官です。
また、口と歯の健康には、食事、運動、姿勢などの生活習慣も深く関わってきます。
つまり、予防歯科でお口の健康を考えることが、身体全体の健康を意識することに繋がるのです。
お口を健康に保つことができれば、身体も健康なまま一生暮らすことができるはずだと当院では考えております。

どんな事をするの?

歯や口の健康を維持するためには、定期的な検診がとても大切になってきます。ほうなん歯科をかかりつけにしていただいている患者様は、基本的に検診を受けていただき、虫歯や歯周病になるリスクを判定します。
その結果に合わせて、一人一人に最適な予防プログラムを立てます。
さらに、そのプログラムや生活習慣の問診を元に、歯科医師、歯科衛生士、さらに栄養士など、各分野の専門家が連携し、患者様ごとに最適な処置・アドバイスをさせていただいています。

親知らず

歯周病ケアのメリット

  • 1. 口臭予防

    口臭の原因には食べ物・ホルモンの変化・内臓疾患もありますが、約8割は歯周病によるものです。
    口臭は人間関係にも悪影響を及ぼします。日頃からお口のケアをしっかり行う事が大切です。

  • 2. インフルエンザ・コロナウイルス・
    風邪症候群等の感染予防、重症化予防

    歯周病菌が出す毒素が、喉の粘膜を傷つける事でウイルスが体内に侵入しやすくります。また、歯茎の炎症により有害なタンパク質(IL-6)が放出され、新型コロナ感染を促進・悪化させる要因になると報告されています。

  • 3. 早産や低体重児出産の予防

    意外と知らない人も多いですが、歯周病菌の出す炎症物質(サイトカイン)が増加すると、プロスタグランディンが分泌され、子宮が収縮し早産・低体重児出産の原因となるのです。

  • 4. 認知症予防

    歯周病の出す炎症物質(サイトカイン)が血液中に流れ込み脳内に到達すると、アミロイドβというタンパク質(脳のゴミ)が増えて徐々に脳細胞を圧迫し死滅させ、記憶力が低下してきます。

  • 5. 誤嚥性肺炎予防

    死亡原因第3位!
    誤嚥の多くは『飲み込む力の低下』で起こります。睡眠時など、無意識のうちに唾液を誤嚥した際、口腔内細菌が多く繁殖していると肺炎を起こしやすくするのです。

  • 6. 全身疾患(糖尿病・脳卒中・
    心筋梗塞等)の予防・進行抑制

    歯周病菌の出す炎症物質(サイトカイン)が原因で、様々な全身疾患を誘発、悪化させます。

親知らず抜歯

予防歯科では“歯が悪くなってからそこだけを治療する”ではなく“歯が悪くならないように口腔内全体を検査し、
その原因を除去する”といった、一歩進んだ診察を
進めていきます。

どんなことをするの?

予防歯科の推進

スウェーデンは「予防歯科の先進国」、「世界で最も歯科疾患が少ない国」です。
しかし昔はスウェーデンも虫歯や歯周病で歯を失う人が多く、日本と同じ状況でしたが、
国家的な「予防歯科」の 推進プロジェクトで虫歯や歯周病が激減し、70歳の時点で残存歯が平均21本。
比べて現在の日本では約16.5本です。 これは「歯を失う」事は老化現象ではない。
虫歯や歯周病の悪化が原因であり、しっかりと噛める歯を保ち、
健康に毎日の食事をおいしく味わうためには、予防歯科が非常に重症なのです。

  • 70歳平均残存歯数

    • 日本

      残存歯日本
    • スウェーデン

      残存歯スウェーデン
  • 日本人は歯医者の受診率が低い!?

    受診率

香川県歯科医師会では、毎年40歳以上の人を対象にお口の健康と医療費に関する調査を行っています。
最新の結果では、歯の本数が20本以上あった人に比べ、
0~4本の人の年間医療費は約190,000円高かったことが分かりました。
このことから健康長寿を目指しましょう!